はじめに
30代を過ぎた頃からお腹やお尻、二の腕に徐々に蓄積されて、あなたを中年太りへと導いていく皮下脂肪ですね・・・。
皮下脂肪は内臓脂肪と比べて、いったん付くと落としにくいと言われています。
でもすっきりしないお腹のぜい肉や垂れ下がってくるお尻、タプタプの二の腕は見た目もみっともないうえに、血行が悪くなることで体調不良を招くリスクが高まるので、ぜひ解消させたいものです。
そこで今回は日常的に意識して摂ることでムリなく皮下脂肪が解消できるという食事、そして飲み物についてお教えしたいと思います。
30代を過ぎてこれから皮下脂肪で悩む前に、そしてすでに皮下脂肪に悩まされる人はぜひ必見です!
皮下脂肪を落とすために大切なこととは?
内臓脂肪を落とすために大切なことは、中性脂肪や悪玉コレステロールの数値を低下させるための食事や飲み物を摂るということです。
では皮下脂肪を落とすために大切なこととは、いったい何でしょうか?
もちろん、内臓脂肪を落とすのに効果的な青魚やオリーブオイルなどに含まれるオメガ3脂肪酸も摂る必要がありますが、皮下脂肪を落とすには、まず脂肪を温めて落とす効果のある食材を選ぶことが大切なのです。
皮下脂肪を温めて解消につなげる食事・飲み物とは?
では皮下脂肪を温めて解消につなげる食事・飲み物とは、いったいどんな食事なのでしょうか?
食材を中心に紹介していきたいと思います。
カプサイシン効果バツグンの韓国料理
カプサイシンはトウガラシの成分で、身体を温め皮下脂肪を効率的に解消してくれる優秀な成分です。
これは良く知られているのでご存知の方も多いと思います。
そんなトウガラシをふんだんに使ってあるのが韓国料理ですね。
キムチやチゲ、プルコギなどトウガラシをふんだんに使った料理を食べれば、発汗作用がすぐに現われ身体が温まると同時に皮下脂肪も温まってやわらかくなり、解消しやすくなります。
冷え性改善の妙薬、ショウガでポカポカ皮下脂肪解消!
ショウガは温かい食事だけでなく、そうめんや冷やしうどんの薬味にも使用できるので、夏場の冷えと皮下脂肪の予防・改善にぜひおすすめですね。
また飲み物としてはショウガ紅茶がイチオシです!
紅茶には身体を温める効果があり、ショウガと合わせるとさらにパワーアップします。
夏は冷やして飲んでも効果的だと思います。
1年中楽しめるので、常備しておくとよいでしょう。
ジンギスカンで筋力アップと皮下脂肪を燃やし尽くせ!
一時期、ジンギスカンがブームになりましたが、ジンギスカンに使う羊肉にはL―カルニチンという成分が豊富に含まれています。
L―カルニチンには体内でエネルギーを生産するミトコンドリアを活性化させ、基礎代謝をアップする効果があり、皮下脂肪をため込まずにエネルギーとして有効活用してくれます。
また良質なタンパク質も豊富に含まれているので、筋力アップ効果で皮下脂肪を燃やし尽くせます。
「でも近所のスーパーではあまり見かけなくなって…」
そんな人には鶏のささみや胸肉がおすすめ。
羊肉ほどL―カルニチンは含まれていませんが、低カロリーでタンパク質も豊富なので、筋肉量が増えて皮下脂肪を燃焼しやすい身体にしてくれます。
ココナッツオイルは皮下脂肪解消の救世主
最近ダイエット効果に、生活習慣病予防と改善に注目されているのがココナッツオイルです。
ココナッツオイルは油脂の中でもエネルギーとして分解・燃焼するスピードがずば抜けて早いうえ、身体に脂肪として残らないため、皮下脂肪解消にはまさに救世主的な存在です。
今までパンにつけていたバターやマーガリンをココナッツオイルに変えれば、皮下脂肪解消に手ごたえのある効果が実感できます。
さらにビタミンEが豊富なので抗酸化作用に優れ、血行も促すので冷え性改善にも効果があり、すでに付いてしまった皮下脂肪を温めて落としやすくしてくれます。
コーヒーブレイクで皮下脂肪退治
朝の目覚ましに、そしてコーヒーブレイクに飲むコーヒーには、皮下脂肪を退治してくれる有効成分が豊富に含まれています。
その有効成分とはコーヒーの苦み成分クロロゲン酸で、脂質や糖質がグルコースと結びついて脂肪の酸化や糖化反応を起こすのを抑制し、皮下脂肪をため込まないように働きかけます。
クロロゲン酸はコーヒー豆の方が豊富に含まれていますが、インスタントコーヒーにもある程度含まれています。
ただし、ミルクや砂糖を入れると脂質と糖質を一緒に摂ることになり、せっかくの効果も半減してしまうのでブラックで飲むのが理想的。
ブラックがダメな人は、豆乳、スキムミルクをフレッシュ代わりに入れると低カロリーで胃に負担を掛けません。
1日朝・昼に夜眠る前を避けて3杯~5杯程度飲めば、皮下脂肪減少効果が期待できます。
ただ、コーヒーの飲みすぎには気をつけましょう。
やっぱり摂りたいオメガ3脂肪酸(EPA・DHA・α-リノレン酸(ALA))
これに関してはよく言われているところですよね!
その代表が青魚ですね。
この青魚などに豊富に含まれてるオメガ3脂肪酸(EPA・DHA・α-リノレン酸(ALA))が中性脂肪やコレステロール値を低下させる効果が期待できると言われています。
実際の研究結果でもそういった報告が続々上がっていますからね。
ただ、青魚ですが摂取量が昔に比べて減ってきているということが数値でも出ています。
そこで大手の企業や製薬会社がこぞってコレステロールや中性脂肪が気になる方向けにEPA・DHAサプリメントを販売しています。
食べられるなら青魚を食べたいですね。
理想は青魚などですが、効率的に摂取したいという方はサプリメントでも良いと思います。
私も飲んだりしています。

まとめ
女性は男性に比べて皮下脂肪による中年太りが多いですが、男性に比べるとそれほど暴飲暴食はしていないと自覚している人も少なくありません。
ところが毎日バランスの取れた食生活をしているつもりでも、皮下脂肪をターゲットに落とす食事と飲み物については、それほど意識していなかった人も多いのではないでしょうか?
ここで紹介した食事・飲み物はいずれも身近にあるものばかりですが、毎日摂っているという人はどれほどいるでしょうか?
食事も飲み物も気を使っているつもりなのに、今一つぜい肉が解消されない…
そんな人は今日から早速、ここで紹介した食事・飲み物を毎日の食生活に取り入れてみて下さい。
皮下脂肪を解消すれば若い頃の自分に近づけるし、アンチエイジングにもつながります。
毎日の食事の栄養バランスとカロリーコントロール
やっぱり基本は毎日食べる栄養のバランスとカロリーのコントロールですね。
いろいろやっても脂っこい食べ物ばかりカロリーオーバーして食べていては皮下脂肪が落とせるはずもありません。
栄養のバランスやカロリーのコントロールって毎日考えて作るのはとても大変だったりするのですが、やっぱり基本はここですね。
私はなかなかこれをコントロールするのが難しかったりするので食事宅配サービスを利用しています。
なかなかこういった栄養とかカロリーを考えるのが難しいという方は一度チェックしてみてください。

他にもいろいろな皮下脂肪を落とす方法があるのでこちらで紹介しています。
中年太りを解消したいという方の参考になれば幸いです。

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